こんにちは。今日も楽しく勉強しています!お金の知識はこれからの時代大切になってくるはず!そう思い簿記の勉強をしていますが、最終目標は「簿記2級」!!まずは簿記の知識がゼロであるので、簿記3級の勉強をしていこうと思います。
本記事では、自分の勉強のアウトプットとして活用していきたいと思います。
今回のテーマは【商品売買】です。
商品売買の論点
商品売買における論点について、まとめていきたいと思います。大きく分けて、論点はつぎの4つです。
- 不随費用(ふずいひよう)
- 返品について
- 原価・有高の算定
- 前払金と前受金
不随費用とは
不随費用とは、取得するためにかかった諸費用のことです。具体的に言うと、購入時にかかる手数料や発送費のようなものです。
簿記では、『取得するためにかかった諸費用はそのものの取得原価に含める』という考えがあります。
Q1.商品500円を掛けで仕入れた。その時、発送費用120円を現金で支払った。
(借)仕入620 (貸)買掛金500
(貸)発送費120
こんな感じで、620円の商品を仕入れたのと同じこととなるわけです。
返品について
商品売買につきものでもある、返品した場合と返品された場合の解説もしていきます。
結論をいうと、返品した場合もされた場合も逆仕訳をするだけとなります。
Q1.100円の商品を10個掛けで仕入れた。
(借)仕入1,000 (貸)買掛金1,000
Q2.仕入れた商品のうち、1個が色違いであったため返品した。
(借)買掛金100 (貸)仕入100
このような感じで、逆仕訳することとなります。返品ではなく、値引きの場合も全く同じで逆仕訳することとなります。
原価・有高の算定について
原価とは、商品やサービスを提供する際の元となるお金、あるいは、提供するために使ったお金のことを指しています。
例えば、製品を製造するためには、部品や材料の仕入費用、材料を加工し組み立てる人件費、機器導入や運用のための費用が必要です。このように、製品を作るためにかかったお金を原価と呼んでいます。
一般的に、商品の販売価格は、原価に利益を上乗せして決定します。原価がわからなければ、元となる価格がわからず適正な販売価格を設定できません。そのため、原価を理解することはとても重要です。
また有高について解説すると、残高とほぼ同じ意味です。例えば、手元の現金を数えて集計した結果を「現金有高」といいます。
それでは、原価と有高の算定をしていきます。
Q1.4月7日、商品(単価100円)を20個仕入れた。
4月8日、商品(単価130円)を10個仕入れた。
4月9日、商品1個を120円で販売した。 この時の仕入れ値はいくらか?
答えは何種類かありますが、今回は以下の2つで説明します。
- 先入先出法(さきいれさきだしほう)
- 移動平均法(いどうへいきんほう)
先入先出法で算出すると、100円
先に仕入れたものから先に払い出す、という考え方です。
移動平均法で算出すると、110円
仕入れた都度、平均値を算出する、という考え方です。
前受金・前払金について
商品売買の際に、前もって代金全額もしくは一部を手付金などで支払う場合もあります。
Q1.1,000,000の商品売買で、手付金として前もって100,000円が当座預金に入金された。
(借)当座預金100,000 (貸)前受金100,000
Q2.その後商品を引き渡し、残りの代金は月末払いとした。
(借)前受金100,000 (貸)売上1,000,000
(借)売掛金900,000
ここで出る『前受金』は負債となります。商品を引き渡す義務、または、頂いてるお金を返済する義務として考えます。そして、商品をまだ販売していないため、『売上』では計上できません。
続いて、購入者側の仕訳です。
Q3.1,000,000の商品売買で、手付金として前もって100,000円を当座預金から支払った。
(借)前払金100,000 (貸)当座預金100,000
Q4.その後商品を引き受け、残りの代金は月末払いとした。
(借)仕入1,000,000 (貸)前払金1,000,000
(貸)買掛金 900,000
ここでの『前払金』は資産となります。引き渡しを受ける権利、または、支払っているお金を返済してもらう権利があると考えます。そして、商品をまだ購入していないため、『仕入』では計上できません。
感想
今回は勉強する内容が濃かった。。。でも新しい知識が増えてとてもうれしい感じです。これからもまだまだ先は長いですが、勉強して得た知識のアウトプットをこれからも続けていきたいと思います!
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